本記事では「似ている社員チェック」の利用方法と活用事例についてご紹介します。
似ている社員チェック機能は、ミキワメで測定している24個の性格項目を活用し、性格上似ている方を抽出する機能です。性格上似ている方は研究上、「気が合いやすい、第一印象が良い」ということが分かっています。
1 .「似ている社員チェック」の操作方法
1.左メニューの「似ている社員チェック」をクリックする
2.対象者を選択する
対象者選択をクリックすると受検者の検索ができます。
分析したい対象者を検索しクリックすると色が変わるので、変わった状態で決定をクリックする。
- マネージャー権限・カスタム権限の閲覧可能部署に登録されている部署のみが絞り込み対象として表示、選択できます。
- 絞り込み対象としてタグを閲覧、選択することはできません。
- 対象者に候補者(新卒、中途)を選択することはできません。
- マネージャー権限・カスタム権限に付与されている部署に所属している社員のみが集計対象として閲覧、選択できます。
- 集計対象に全社員を選択した場合は権限付与されている部署の社員のみを対象として似ている社員が算出されます。
3.集計対象を選択し、分析する
受検済の全社員もしくは登録中の部署で絞るのどちらかを選択し分析するをクリックする。
※登録中の部署・タグで絞るを選択した場合は、対象部署・タグも選択する。(部署とタグは複数選択可能)
※退職フラグが付与されている社員は集計対象から除外されます。
対象者と似ている度合いが高い順に、似ている社員が表示される。
表示順を[似ていない順で表示]に切り替えると、似ている度合いが低い順に表示される。
[性格傾向を比較する]ボタンを押下すると、分析対象者と比較対象者の個人分析結果ページに遷移する。
参考:分析機能の利用方法
2 .「似ている社員チェック」の活用事例
似ている社員を活用した採用・マネジメントでの活用方法をご紹介します。
活用事例1:面接する候補者のイメージを掴む
候補者に似ている社員の情報を面接官共有いただくことで、面接前に候補者がどのような方なのかを貴社の社員を基にイメージを膨らませることができます。
本機能を活用し、面接官の方が管轄している部署の中で誰に似ているのかを分析し、共有ください。
活用事例2:新入社員のメンターを決める
似ている社員は気が合いやすいため、メンターに適している可能性が高いです。
本機能を活用し、任意の部署の中で性格上似ている社員を知ることでメンターを決める際の参考材料にすることができます。
活用事例3:候補者の社員面談相手を決める
似ている社員は気が合いやすく、第一印象も良いため、社員面談の担当にも適しています。
本機能を活用し、採用担当者や配属予定部署の中で性格上似ている社員を面談担当とすることで、候補者がより貴社のことを魅力に感じる可能性が高まります。
3 .活用上の注意事項
「性格が似ている」=「24種の性格の差分が小さい」ことを表します
似ている社員の分析は、該当者同士の性格数値の差を基に表示しています。そのため、偏差値が50付近の結果がたくさん出ている方は、多くの人との性格の差が小さくなりやすく、似ている社員の上位に表示されやすくなります。
「性格が似ている」=「相性がよい」ということではありません
「性格が似ているほうが、第一印象や信頼感が高まりやすい」ということはありますが、相性がピッタリである、ということとは異なります。
人間同士の相性は、性格の他にも多くの原因が複雑に絡まり合って構成されるため、「性格の類似度」と「相性」は分けて考えていただく方が良いです。